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日本生命、米運用会社TCWに2割超出資を決定 約550億円
2017年12月1日 / 08:02 / 13日前

日本生命、米運用会社TCWに2割超出資を決定 約550億円

[東京 1日 ロイター] - 日本生命保険は1日、米国の資産運用会社のTCWに24.75%を出資すると発表した。米投資ファンドのカーライル・グループから同社株式を取得する。

取得額は非公表だが、関係者によると約550億円。関係当局の認可取得後、年内の取引完了を予定している。日本生命は出資後、TCWの取締役に2人を派遣する。

日本生命は資産運用業務を成長分野に位置づけており、海外運用会社への出資・買収の機会を模索してきた。

ロサンゼルスに本拠地を持つTCWの預かり資産残高は、2016年末で1916億ドル(約21兆円)。米国債券などへの投資に強みを持つ。

日本生命の出資後も、カーライル・グループは約31%の株式を保有する。

国内における低金利の長期化やグローバルな資本規制の強化を受け、日本の大手金融機関では資産運用業務を強化する動きが加速している。三菱UFJフィナンシャル・グループは、最大1兆円規模の買収を実現し、資産運用残高を100兆円規模に増やす考えを表明している。

ただ、海外の資産運用会社の買収は、取得後にファンドマネジャーなどの重要な人材が辞めてしまうリスクもあり、各社とも慎重にならざるを得ないのが実情だ。「目の前を通り過ぎていく案件はたくさんある」とあるメガバンク系列の運用会社社長は話す。

今回、日生がマイノリティー出資にとどめたのも、TCWの経営陣と従業員が約44%の株式を保有することで、人材流出リスクを抑える狙いもあるとみられる。 (浦中大我 編集:田巻一彦)

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