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日産の新EVリーフ、航続距離400キロ テスラのモデル3より短く
2017年9月6日 / 00:42 / 14日前

日産の新EVリーフ、航続距離400キロ テスラのモデル3より短く

[千葉市 6日 ロイター] - 日産自動車は6日、電気自動車(EV)「リーフ」の新型車を初公開した。EVを次世代エコカーの本命と位置づける同社が2010年末に投入した量産型EVを初めて全面改良した。世界各国の環境規制強化で追い風が吹くEV市場だが、新興の米テスラが台頭するなど競争は激化している。EVの先駆者である日産は性能を高めた新型リーフで攻勢をかける構えだ。

日本では10月2日に発売し、米国、カナダ、欧州では18年1月から納車を始める予定。価格は約315万―399万円。旧型は約280万─456万円だった。

  新型リーフの航続距離(1回のフル充電で走行できる距離)は400キロメートルで、旧型の280キロから約4割長くなった。バッテリーは従来同様リチウムイオン電池で、旧型の容量は24kWhと30kWhの2種類だったが、新型は40KWhのみ。80%まで充電するのにかかる時間(急速充電)は約40分(旧型は約30分)。

ミニバン「セレナ」などで採用済みの高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」や、車庫入れ、縦列駐車など駐車操作のすべてを自動で制御する自動駐車機能「プロパイロット・パーキング」を搭載。アクセルペダルの操作だけで発進、加減速、停止までできる機能も加え、運転時の負担を軽減した。

18年にはバッテリー容量とモーター出力をさらに向上させ、航続距離を延ばした高価格モデルも発売する予定だ。

一方、テスラはこれまで1000万円超の高級EVを投入してきたが、最新作「モデル3」は価格を手の届きやすい3万5000ドル(約380万円)からに抑えた。米国で納車を始めた7月28日時点で受注は50万台を超えており、リーフの累計販売約28万台を倍近く上回る。

米国基準による航続距離では、新型リーフは旧型の107マイルから延びて150マイル(約240キロ)になったが、モデル3の220マイル(約354キロ)より短い。モデル3は310マイル(500キロ)の上級タイプ(価格は4万4000ドル)も用意している。

モデル3は受注に生産能力が追いつかず、今後新たに予約しても納入は早くて18年末となる見通し。日本での発売も19年以降になるが、日産は厳しい戦いを強いられそうだ。

白木真紀

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