[東京 21日 ロイター] - 21日の東京市場で、日記平均株価が前営業日比800円を超える下落となり、2万8000円台前半まで水準を落としている。米連邦準備理事会(FRB)の姿勢がタカ派にシフトしたことで米株が急落、リスクポジションの巻き戻しが日本株にも波及している。
早期の利上げによるインフレ抑制期待で米長期金利が低下する一方、中期金利は上昇と米債市場ではツイストフラット化が進行。21日の円債市場でも超長期金利が低下している。
一方、ドル/円は110円前半で小動き。早期の利上げ懸念でドルが上昇する一方、ユーロや新興国通貨が下落。対ドルでは円安圧力が出ているものの、クロス円が下落する圧力(円高圧力)も強く、ドル/円は上値が重くなっている。
伊賀大記
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