October 31, 2019 / 4:54 AM / 16 days ago

日銀決定会合こうみる:ガイダンス修正、必要性感じす=シティグループ証 村嶋氏

[東京 31日 ロイター] -

<シティグループ証券 チーフエコノミスト 村嶋帰一氏>

9月の日銀短観で示された景況感は底堅く、円高も進んでいない。米中通商協議がうまくいけば、グローバル製造業も持ち直すだろう。日銀がいみじくも声明文で書いているように、物価もモメンタムが損なわれる恐れは特段みられない。フォワード・ガイダンスを修正する必要性はなかったのではないか。

また、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予防的利下げの一巡が示唆されている。この意味でも円高警戒は低下するはずだ。追加緩和示唆と受け止められるような一連の幹部発言との整合性を図る以外の理由を見つけるのは難しい。

新しいフォワードガイダンスでは、物価のモメンタムが損なわれる恐れのある間は、現在の政策金利水準を下回る可能性があるとしている。市場の追加緩和期待を維持しようとしているのかもしれないが、表現が抽象的で効果は限定的だろう。

マイナス金利を深掘りしたところで、物価が上がるとは考えにくい。むしろ、消費者マインドの悪化を通じて物価にマイナスの影響を与える恐れもある。日銀も実際のところは、副作用の大きいマイナス金利深掘りはできるだけやりたくないと考えているのではないか。

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