October 1, 2019 / 12:45 AM / in 17 days

日銀短観こうみる:意外としっかり、中期では景気改善の兆しも=東海東京調査センター 武藤氏

[東京 1日 ロイター] -

<東海東京調査センター チーフエコノミスト 武藤弘明氏>

大企業製造業・業況判断DIはプラス5と、市場予想のプラス2を上回り、意外としっかりとした数字だった。業種別でみると、電機機械が3ポイント改善している。電子部品や半導体などIT関連財の在庫調整が進展し、景況感が底入れしつつあるのかもしれない。米中貿易摩擦の影響でセンチメントは委縮しているものの、中期では景気改善の兆しも見え始めた。各国の財政、金融政策がポジティブに効いているのではないか。

日銀は10月の金融政策決定会合でマイナス金利の深掘りなどを含めた追加緩和の可能性を検討するだろう。タカ派、ハト派問わず、グローバル景気の減速に対する認識は一致していると思われる。ただ、今回の短観で思ったほど悪くない指標が出てきたので、追加緩和を「やる時はいつでもやる」という意思表示を示しつつも、実際の金融政策は現状維持とするだろう。やったとしてもフォワードガイダンスの修正などミニマムにとどめるだろう。

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