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日銀総裁会見こうみる:無難な内容、解散・総選挙を意識=SMBCフレンド 岩下氏
2017年9月21日 / 08:33 / 1ヶ月後

日銀総裁会見こうみる:無難な内容、解散・総選挙を意識=SMBCフレンド 岩下氏

[東京 21日 ロイター] -

<SMBCフレンド証券 チーフマーケットエコノミスト 岩下真理氏>

衆院解散・総選挙がささやかれている中で、黒田総裁の発言は言質を取られないように無難な内容が目立った。円債も目立った反応が見られなかった。

イールドカーブ・コントロール(YCC)政策導入から1年が経過し、国債市場の機能低下について総裁は「客観的な指標と市場関係の見方に若干のずれ」と指摘し、問題はないとの認識を示した。両者の認識の違いは平行線のままだ。

黒田総裁は、物価2%目標は政府との共同声明にあり、目標変更や放棄は適切でないと述べた。しかし、日銀の政策運営で物価目標の解釈の柔軟化は可能。YCCの総括検証し、物価目標の解釈を議論すべきだ。このままだと、黒田総裁の後任人事が決まるまで、のらりくらりと質問をかわす状況が続くのだろう。

今回の日銀会合では、新任の片岡委員が現行の政策維持に反対の「のろし」を上げた。しかし、対案が出てこなかったため、具体的な緩和強化策がわからない。早ければ次回10月の会合時に、具体的な提案が出てくるのかもしれない。

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