July 31, 2018 / 8:26 AM / 4 months ago

日銀総裁会見こうみる:長期金利上限0.2%、10年債入札で金利観を模索=メリルリンチ 大崎氏

[東京 31日 ロイター] -

<メリルリンチ日本証券・チーフ金利ストラテジスト 大崎秀一氏>

黒田日銀総裁は会見の冒頭で、長期金利の変動幅について、プラスマイナス0.1%の倍程度を想定していると述べ、0.2%程度まで上昇を容認する姿勢を示した。変動幅は市場の想定内だろう。日銀は長期金利の変動幅をはっきりと明示することで、円債市場にくすぶっていた日銀調節への不透明感を払しょくさせたかったのだろう。

長期金利変動幅の拡大で、今後は10年0.1%超えをチャレンジする場面が出てくるだろう。しかし、日銀が30日に通告した指し値オペで落札額が約1.6兆円に膨らんだことで、10年債の品薄感が強まっている。また、日銀が10年債の月間発行額を超える国債を買い入れる構図は変わらない。買入額を減らさないと、金利は下がってくるだろう。8月2日の10年債入札は、市場参加者の金利観を探る上で重要なイベントだ。

日銀は政策金利のフォワードガイダンスを導入した。少なくとも、19年10月に予定される消費税引き上げの影響を見極めるまで、緩和枠組みのマイナーチェンジを繰り返しながらも、低金利が継続するのではないか。

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