■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 107.83/85 1.0916/20 117.72/76
NY午後5時 107.82/85 1.0921/23 117.74/78
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107円後半。ドルは海外市場で買われた流れを引継ぎ、早朝に一時107.85円まで上昇した。その後も輸入企業による月末のドル買いや米中通商協議再開の報道がドルの下値を支えた。ただ、午後には株価下落や米長期金利の低下が意識され、伸び悩んだ。夕刻に入り、ドル/円は強含みの推移となっている。
<株式市場>
日経平均 21878.90円 (169.34円安)
安値─高値 21733.69円─21955.79円
東証出来高 13億5366万株
東証売買代金 2兆3672億円
東京株式市場で日経平均は反落。26日に確定した配当権利の落ち分(市場推定で164円57銭)を考慮すると実質的に横ばいとなった。前場中盤から利益確定売りが先行。アジア主要株の軟調推移や為替の円高基調も相まって下押し圧力が強まったが、大引けにかけてドル/円が下げ渋る動きを見せると、日経平均も急速に下げ幅を縮小した。
東証1部騰落数は、値上がり418銘柄に対し、値下がりが1677銘柄、変わらずが42銘柄だった。
<短期金融市場> 17時09分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.046%
ユーロ円金先(19年12月限) 100.050 (+0.005)
安値─高値 100.045─100.050
3カ月物TB -0.150 (-0.007)
安値─高値 -0.145─-0.150
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.046%になった。期末直前を避けて本日中に調達したいという動きが見られた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。
<円債市場>
国債先物・19年12月限 155.17 (-0.06)
安値─高値 155.16─155.34
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.240% (+0.010)
安値─高値 -0.240─-0.255%
国債先物中心限月12月限は前営業日比6銭安の155円17銭と続落して取引を終えた。後場中盤までは欧米の政治リスクの高まりへの懸念を背景に買い優勢だったが、米株先物が切り返すとマイナス圏に沈んだ。ただ、全般的には上期末を控えて需給中心の方向感に乏しい展開だった。超長期債は押し目買いでしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇のマイナス0.240%。
<スワップ市場> 17時07分現在の気配
2年物 -0.10─-0.20
3年物 -0.12─-0.22
4年物 -0.12─-0.22
5年物 -0.11─-0.21
7年物 -0.08─-0.18
10年物 0.00─-0.09
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