[東京 3日 ロイター] - ドル/円 ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後3時現在 105.84/86 1.1772/76 124.61/65
午前9時現在 105.86/88 1.1779/83 124.71/75
NY午後5時 105.88/91 1.1774/78 124.68/72
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの105
円後半。一時106.44円まで上昇し、7月24日以来1週間半ぶりの高値を付けた。
週明け東京市場もドル買いが先行。大きく上昇した前週末海外の流れを引き継ぐ形と
なり、31日東京市場の安値104.19円から2円を超える切り返しを見せた。
前週末から急速にドルが買い戻されたのは、月末取引の影響とする声が大勢。大幅に
下落していたドルを買い戻す調整売買が盛んだったという。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門
の取組(7月28日までの週)に基づくロイターの算出によると、ドルの主要6通貨(円
、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は4週連続
で増加し2011年8月以来、9年ぶりの高水準となった。
きょうの話題は、久々の大型企業買収。セブン&アイ・ホールディングス 傘
下のセブン-イレブンは3日、米マラソン・ペトロリアム から「スピードウェイ
」ブランドで運営するコンビニエンスストア事業と燃料小売事業を買収することで合意し
たと発表した。取得価格は約2兆2176億円。
「こうした買収関連報道のほか、米長期金利の上昇、金曜日(31日)のドル大幅高
の余韻もあり、朝方からドルが上昇しやすい地合いだった」(アナリスト)という。しか
し、上値の売り圧力も強く「106円台は売り場、という市場参加者の認識を強めた」(
外国銀)面もあったようだ」(外銀)。
(為替マーケットチーム)
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