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午後3時のドルは127円半ばで軟調、米金利低下で 市場は次の材料待ち

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(127.87/90円)に比べてドル安/円高の127.60/62円で推移している。時間外取引で米長期金利が小幅に低下したことに伴い、ドルも軟調に推移した。市場では、次の手掛かり材料待ちで、ドル/円は方向感を探る展開が続くとの見方も出ていた。

 5月24日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(127.87/90円)に比べてドル安/円高の127.60/62円で推移している。写真は米ドル紙幣。2月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

米長期金利が一時的に上昇したことを受け、ドルは朝方128.08円まで上昇したものの、買いの勢いは継続しなかった。その後は米長期金利の低下につられドル売り/円買いが進行し、127.54円まで下落した。

足元のドル/円の上値が重い背景としては、米長期金利の上昇が鈍化していることがあるという。マネックス証券のチーフ・FⅩコンサルタント、吉田恒氏は、「3―4月のドル/円はハイペースで円安が進行したが、それを裏付けていたのが米長期金利の急激な上昇だ」と指摘する。ただ、米株市場の不安定な状況が続く中で、米長期金利の上昇が鈍くなり、ドル/円は足踏み状態になっているという。

一方で、市場は次の材料を待っている状況との意見も聞かれた。SMBC信託銀行のマーケットアナリスト・合澤史登氏は、米経済の腰折れ懸念がくすぶっているものの、「経済指標は依然としてしっかりしており、一気に景気が悪化するという悲観的な見方が広がっているわけではない」と話す。マーケットは引き続き、米国の経済指標を確認しながらドル/円の方向感を探っていくのではないか、と指摘した。

テクニカル面では、「ドルが127円台を維持できるかどうかが注目される」(マネックス証券の吉田氏)との意見があり、仮に127円を下回れば125円台も視野に入るという。

昨日の欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁のタカ派的な姿勢を受けて、ユーロは対ドル、対円で買い戻しが進行し、東京時間でも底堅さを維持した。

ただ、ユーロの上昇基調が続くかどうかは不透明との意見もあり、市場では「ユーロは対ドルで買い戻しが進んだものの、5月中旬にかけて下落した分を戻したに過ぎない」(国内信託銀行)との意見が聞かれた。

目先のユーロ/ドルは、4月25日に付けた1.08ドル台まで上昇が続くかどうかが注目され、「欧州景気の減速懸念が緩和されれば、ユーロの上昇基調は継続するとみている」(同)という。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 127.60/62 1.0666/70 136.13/17

午前9時現在 127.81/83 1.0682/86 136.55/59

NY午後5時 127.87/90 1.0689/93 136.70/74

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