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午後3時のドルは127円後半、方向感定まらず リスク選好の円売り一服

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(127.80/83円)から小幅に下落し、127.73/75円で推移している。午前中のリスク選好の円売りが一服し、時間外取引の米長期金利の低下を眺めて、一時127.53円まで下落。その後は週末を控えた持ち高調整の動きも入り、127円後半で方向感に乏しい動きとなった。

 5月20日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(127.80/83円)から小幅に下落し、127.73/75円で推移している。写真は米ドル紙幣。2021年11月に撮影(2022年 ロイター/Murad Sezer)

仲値にかけては実需による売り買いが交錯し、127円台後半を中心に推移。その後、中国人民銀行(中央銀行)による5年物最優遇貸出金利の大幅な引き下げを受けて日本やアジアなど世界的な株高となったことから、リスク選好の円売りが広がり、ドルは一時128.21円まで上昇する場面もあった。

ドルは短期間で急上昇したことから調整局面になっている。ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏は「2-3週間前まではドル/円は下落しても押し目買いが入り再び上昇基調となっていたものの、足元では上値の重さが意識されている」と指摘する。

若林氏は126.80ー127.00円近辺をドルの下値とみており、「ドル/円は)モメンタムを構築するため、いったんロングを整理しているとみられ、今後はじわじわと上昇していくのではないか」との見方を示す。

バンク・オブ・アメリカの主席日本為替金利ストラテジスト、山田修輔氏は、テクニカル的にはドル/円のピーク感はでているとした上で、「米国経済に対する減速懸念がより市場のテーマになってくれば、ここからは調整となる可能性はある」と指摘。

ただ、4月の米小売売上高は良好な内容となるなど、米国の消費が崩れるという判断にはなっていないことから、今後の米国の経済指標と金融政策を見極めながら、ドル円は方向性を決めていく、との見方を示した。

朝方公表された4月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが101.4と、前年同月比2.1%上昇した。おおむね予想通りの結果で市場の反応は薄かった。

市場では「日本のインフレは上方向に向いてきているとみており、一時的な上昇ではなく今後数カ月続いた場合は、政策修正の思惑が強まるなど日銀に対してプレッシャーがかかりそうだ」(外銀)との声が聞かれた。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 127.73/75 1.0589/93 135.27/31

午前9時現在 127.84/86 1.0578/82 135.24/28

NY午後5時 127.80/83 1.0586/90 135.27/31

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