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午後3時のドルは129円近辺、底堅さ維持 下値模索の動きは限定的

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.19/22円)に比べてドル安/円高の128.98/00円で推移している。仲値にかけては実需のドル買いが流入し、ドルは一時129.67円の高値を付けたが、その後はドル売り/円買いが進行。原油先物の反落や米株先物が軟調に推移したことで、リスク回避の円買いが入り、128.70円まで下落した。ただ下値を探る動きは限られ、128円後半で底堅さは維持した。

 5月16日、午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.19/22円)に比べてドル安/円高の128.98/00円で推移している。写真は米ドル紙幣。2021年11月に撮影(2022年 ロイター/Murad Sezer)

ドル/円相場は、引き続き米金利の動向と相関性が高いとの指摘が聞かれ、「米10年債利回りが2.89%台前半で下げ止まったことで、ドル/円の下落も落ち着いたのではないか」(SMBC信託銀行・マーケットアナリスト、合澤史登氏)との声が聞かれた。

米国の金融引き締めや、中国でのロックダウン(都市封鎖)による世界景気減速懸念は、依然として根強いとの見方も示された。T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー、浪岡宏氏は「先週末公表されたミシガン大消費者信頼感指数は市場予想を下振れた。米経済の失速は見込んでいないが、米経済の成長スピードが鈍化する可能性はある」と指摘した。

米ミシガン大学が13日発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は59.1と、4月確報値の65.2から低下した。インフレ懸念が重しになり、2011年8月以来の低水準を更新。予想の64も下回った。

他の主要国通貨では豪ドルが軟調に推移した。日本時間の午前11時に公表された中国の鉱工業生産、小売売上高が共に市場予想を下振れ、経済的な結び付きの強い豪ドル売りが進行した。足元の豪ドル/円は88.82円付近、豪ドル/米ドルは0.6889ドル付近と弱含んでいる。

SMBC信託銀行の合澤氏は、「中国の上海市のロックダウンは6月にも緩和される見通しとなっているが、一気にセンチメントが改善するのは難しいのではないか」と指摘。目先の豪ドルは中国経済の動向をにらみながら、方向感を探る展開になるのではないか、と話した。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 128.98/00 1.0399/03 134.15/19

午前9時現在 129.40/42 1.0396/00 134.54/58

NY午後5時 129.19/22 1.0411/15 134.48/52

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