September 12, 2019 / 6:31 AM / 7 days ago

東南アジア株式・中盤=小動き、米中緊張緩和も地合い改善せず

[12日 ロイター] - 中盤の東南アジア株式市場は小動き。マニラ市場などが下落している。予測不可能な米中貿易摩擦の一時的な緩和は投資家心理改善につながらなかった。

貿易協議を予定している米中は11日、それぞれ貿易戦争において譲歩を行った。中国は対米報復関税で数品目を適用除外とした。一方トランプ米大統領は、昨年発動した対中制裁関税の引き上げを10月1日から15日に延期すると表明した。

これらの措置による楽観はあっという間にしぼんだ。米中貿易交渉の不安定で予測不可能な性格が原因。FXTMの市場アナリスト、ハン・タン氏はこの性格が「世界市場を根強い警戒感が覆うことを確かにしている」と指摘した。

シンガポールにとって中国は最大の貿易相手国であり、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は貿易摩擦の影響を特に受けやすい。0444GMT(日本時間午後1時44分)時点でSTIは0.19%安。

産業コングロマリット(複合企業)のジャーディン・マセソン・ホールディングスが3.2%安と、株価全般の下落を主導。不動産大手ホンコン・ランド(香港置地)は2.7%安。

マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.28%安。幅広い銘柄が値下がりした。

APセキュリティーズのリサーチアナリスト、レイチェル・クルーズ氏は、最近の取引活動は新興国市場への海外資金流入の乏しさを示唆しており、「フィリピン市場の大半の投資家は(米中)貿易合意が当分は実現しないと懸念している」と述べた。

不動産大手アヤラ・ランドが1.8%、主要銘柄SMインベストメンツが1%、それぞれ下落し、PSEiの足を特に引っ張った。

ホーチミン市場のVN指数は0.41%高と反発。金融株と不動産株に押し上げられた。

クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIはマレーシア中央銀行の金融政策決定を控えて0.26%高。

国営石油会社ペトロナスの石油化学子会社ペトロナス・ケミカルズ・グループは5%超上昇し、KLCIで値上がり率トップ。ゲンティン・マレーシアは1.9%高。

バンコク市場のSET指数は0.03%高、ジャカルタ市場の総合株価指数は0.28%安。どちらも前日比プラス圏とマイナス圏を行き来している。 (アジア株式市場サマリー)

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