May 8, 2020 / 12:12 PM / a month ago

東南アジア株式・引け=ホーチミン2%高、経済回復期待 マニラは下落

[8日 ロイター] - 東南アジア株式市場はホーチミン市場が2%超上伸した。ベトナムの新型コロナウイルスからの経済回復が他の大半の国々よりも早くなることを示すニュースが好感されている。一方、マニラ市場は通信株に押し下げられた。

現時点でベトナムでは新型コロナの感染者数が累計で288人と比較的少なく、死者は報告されていない。ベトナムは現在、感染拡大の封じ込めに成功した同国がビジネスを行うのに安全な場所であるとアピールしている。現地企業は海外からの投資が急増すると見込んでいる。

ホーチミン市場のVN指数は2.16%高の813.73と、終値としては3月11日以来の高値で終了。今週を通じては5.8%高と、4月10日の週以来の大幅上昇となる。

産業株はサイゴン・マシーナリー・スペアパーツとベンタイン・トレーディング・アンド・サービスがそれぞれ約7%急伸し、VN指数の上昇を主導した。

マニラ市場の主要株価指数PSEiは序盤の上昇分を消して前日比0.55%安の5621.94で引けた。前日は0.3%高だった。

証券会社SBエクイティーズは利益確定売りが出たと指摘。フィリピンでは首都マニラでの移動制限措置が15日までで、投資家はその後の政府方針や各社の第1四半期決算に注目した。

携帯電話最大手グローブ・テレコムが2.4%安、通信大手フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)が1.6%安と、PSEiを圧迫した。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は序盤の上昇分を消し、前日比0.01%高の2591.88とほぼ変わらずで引けた。

主要銘柄のOCBC銀行とシンガポール航空の決算内容が非常に悪かったことが響いた。

OCBC銀の1─3月期決算は利益が7年ぶりの低水準だった。シンガポール航空は通期で初の赤字を予想した。両銘柄は荒い値動きの末に、ほぼ横ばいで引けた。

ジャカルタ市場の総合株価指数は0.25%安の4597.430で引けた。インドネシアでは新型コロナの流行が弱まる兆候はみられない。

OANDA(オアンダ)のシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は「ジャカルタは感染拡大でインドネシアが被る経済的打撃の総計を懸念している」と説明。「同国では検査を増やすための技術者や機材が不足している」と述べた。

バンコク市場のSET指数は0.64%高の1266.02、クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.39%高の1382.31でそれぞれ取引を終えた。 (アジア株式市場サマリー)

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