[17日 ロイター] - 東南アジア株式市場では大半が小動き。休場明けのマニラ市場の主要株価指数PSEiは終値ベースの最高値を更新した。
PSEiは0.59%高の8497.74で終了。主要銘柄のSMインベストメンツ、SMプライム・ホールディングスが相場押し上げに寄与した。
RCBCセキュリティーズのアナリスト、ジェフ・ルセロ氏は、前日休場だったマニラ市場が他市場に対する遅れを取り戻そうとしていると指摘。「大半の東南アジア株式市場が前日上伸したため、この日は(マニラ市場で)蓄積していた需要が現れている」と述べた。
シンガポールの9月の輸出は予想外に減少したものの、ストレーツ・タイムズ指数は小幅高で引けた。同国の9月の非石油製品輸出は前年同月比1.1%減と、市場予想(12.7%増)を大幅に下回った。
ホーチミン市場のVN指数は約1.1%高。金融株主導で値を上げた。ベトコムバンクが上昇率首位。ホアファット・グループも急伸した。同社の1ー9月の純利益は21%増加した。
ジャカルタ市場の総合株価指数はほぼ横ばい。消費者必需品株が上伸した一方、通信サービス、一般消費財株は値を下げた。
バンコク市場のSET指数は下落。金融株が値を下げた。バンコク銀行の下げがきつかった。 (アジア株式市場サマリー)