March 17, 2020 / 11:32 AM / 12 days ago

東南アジア株式・引け=下落、ジャカルタ5%安・マニラは取引停止

[17日 ロイター] - 東南アジア株式市場は軒並み下落した。マニラ市場では無期限の取引停止という、前例のない措置が打ち出された。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済への打撃が懸念された。

フィリピンでは株式市場と債券市場の取引が、新たな通知があるまでの間、停止された。トレーダーの安全確保のためという。

前日に米株式市場の主要株価指数が1987年のブラックマンデー以来の歴史的な暴落となった後で、きょうのマニラ市場以外の東南アジア株式市場は打撃を受けた。

みずほ銀行のアナリスト、ベンカテスワラン・ラバンヤ氏は「世界の成長状況は厳しさを増しており、一段の悪化リスクにさらされているようだ。『未知』のことが『既知』より目立っている」と指摘。世界で幅広く金融政策対応がなされ、先進7カ国(G7)首脳らが政策協調を表明したが、世界市場には影響していないと述べた。

ジャカルタ市場の総合株価指数は4.99%安。一時はサーキットブレーカー(売買の一時中断措置)が発動し、取引が30分間停止した。発動はここ4営業日で3度目となる。金融株と消費者株が特に打撃を受けた。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は1.65%安の2454.53と、少なくとも10年半ぶりの安値で引けた。

ただ、この日発表された2月のシンガポール貿易統計で非石油製品輸出が前年同月比3%増加したことが、STIを下げ幅を抑えた。事前予想は大幅な減少だった。

バンコク市場のSET指数は1.04%安。出来高は少なく、不安定な値動きだった。内閣はこの日、新型コロナの感染拡大を抑えるため、4月に予定されているタイの旧正月・ソンクラン(水掛け祭り)期間を延期し、学校を閉鎖する案を承認した。

クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは1.88%安。マレーシア政府はコロナウイルスの影響に対処するため、先に表明していた47億ドル規模の景気刺激策を約2億3000万ドル拡大したが、株価は下落した。急速な感染拡大を受けて、政府は国境を事実上封鎖し、国内の移動を制限、学校閉鎖を実施する。また大半の企業に営業停止を命じた。

ホーチミン市場のVN指数は0.28%安。 (アジア株式市場サマリー)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below