March 8, 2019 / 11:21 AM / in 8 months

東南アジア株式・引け=下落、中国貿易統計で世界経済懸念強まる

[8日 ロイター] - 東南アジア株式市場はアジア株全般に足並みをそろえて下落した。最大の貿易相手国である中国の2月の貿易統計で輸出が予想より大幅に落ち込み、世界的な景気減速への懸念が再燃した。

中国税関総署が8日発表した2月の貿易統計によると、輸出は前年同月比20.7%減。減少幅は予想(4.8%)をはるかに上回り、3年ぶりの大きさだった。

前日は欧州中央銀行(ECB)が成長予測を下方修正し、利上げを2020年以降に先送りしたばかり。ECBは銀行を対象とした新たな低利融資の導入も表明。ユーロ圏経済について「弱さが継続し、不透明感がまん延する時期」にあると指摘した。

エーデルワイス・セキュリティーズのエコノミストは「ECBが打ち出した措置はあまり驚きではなかったが、先制的なこのタイミングは明らかに予想外だった。(ECBが)ユーロ圏経済への懸念を強めていることを明白に認めたものだ」と説明した。

東南アジア市場では、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)が1.04%安の3195.87で終了。1カ月超ぶりの安値を付けた。今週は0.8%下落した。

幅広い銘柄が売られ、銀行最大手DBSグループ・ホールディングスと通信大手シンガポール・テレコム(シングテル)がそれぞれ1%安。

マニラ市場の主要株価指数PSEiは3営業日ぶりに反落し、1.07%安の7797.11で引けた。工業株と金融株の下落が響いた。

SMインベストメンツが3%、フィリピン・アイランズ銀行が2.2%安。

ただ東南アジア6市場で先週最も値下がりしたPSEiは、今週は2%高だった。

休場明けのジャカルタ市場の総合株価指数は1.16%安の6383.068で終了、1カ月半ぶり安値水準となった。金融株と消費者関連株が特に打撃を受けた。

ホーチミン市場のVN指数は0.88%安の985.25で引けた。

国営ペトロベトナムガスは1.9%安、複合企業ビングループ傘下の住宅開発会社ビンホームズは0.5%安。

バンコク市場のSET指数は0.19%安の1630.12、クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.42%安の1679.90でそれぞれ取引を終えた。 (アジア株式市場サマリー)

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