[23日 ロイター] - 東南アジア株式市場は大半が上昇して引けた。シンガポール市場は政府が通年のインフレ見通しを誘導目標レンジの下半分に下方修正したことを受けて下落した。一方、フィリピンは終盤に優良株に買いが入り、下落から上昇に転じて終えた。
シンガポールの7月のコアインフレは3年超ぶりの低水準だった。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.56%安。週間では1.8%近く下げた。
バンコク市場のSET指数は、ほぼ全ての部門で上昇し、0.80%高。主に通信や工業株が支えた。
ホーチミン市場のVN指数は0.48%安。8営業日ぶりの下落で、週間では1.3%高。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.52%高。一時0.5%下落していたが、取引終了間際にJGサミット・ホールディングスやSMインベストメンツなどの大型株に一気に買いが入った。JGサミットは最後の15分間で3%急伸し、1.9%高で終えた。
ジャカルタ市場の総合株価指数は0.26%高。クアラルンプールの総合株価指数KLCIは0.43%高。
フィリピンの金融市場は週明け26日は祝日のため休場。 (アジア株式市場サマリー)