[5日 ロイター] - 東南アジア株式市場は大半が上昇した。アジアの他の市場や、前日のニューヨーク市場の株高に足並みをそろえた。マニラ市場とバンコク市場の主要指数は終値の史上最高値を更新した。
マニラ市場のPSEiは0.4%上昇。不動産株と金融株が上昇を主導した。週間では2.5%高と、17年4月以来の上昇率となった。上昇は5週連続。
アヤラ・ランドは2.8%高。アヤラ・コープは昨年11月9日以来の高値を付けた。
バンコク市場のSET指数も最高値を更新して引けた。金融株が上昇を主導した。アユタヤ銀行は16.6%上昇し、15年3月以来の高値。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数は下落。金融株が重しとなった。週間では2.5%上昇し、昨年1月以来の大幅上昇となった。DBSグループ・ホールディングスは0.7%安。
シンガポールを拠点とするアナリストは「シンガポール市場は最近好調なため、短期の利益確定売りが出て、きょうは下落したのだと思う」と話した。
クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.8%高。ジャカルタ市場の総合株価指数は1%近く上昇。ホーチミン市場のVN指数は0.70%安。 (アジア株式市場サマリー)