[14日 ロイター] - 東南アジア株式市場は大半が上昇。米国が呼び掛けた貿易協議再開に中国が好意的な姿勢を示し、貿易摩擦への懸念が後退した。バンコク市場の週間上げ幅は、3月中旬以来の高水準を記録した。
同市場のSET指数は0.25%高の1722.21。カシコン銀行、国営タイ石油会社(PTT)傘下の資源開発会社PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)はともに1%超上昇した。
ジャカルタ市場の総合株価指数は1.25%高の5931.281。テレコム・インドネシアは4%超上昇し、上昇率第1位。消費関連株では、ユニリーバ・インドネシアとアストラ・インターナショナルはともに約1.5%上昇した。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は3日続伸し0.95%高の3161.42。DBSグループ・ホールディングスは1.3%高、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は0.8%高。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは1.39%安の7413.15。終値としては7月23日以来の安値。JGサミットは4%安、飲食大手ジョリビー・フードは2.9%安。
ホーチミン市場のVN指数は0.34%高の991.34と、6日続伸。
クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.62%高の1803.76。 (アジア株式市場サマリー)