October 25, 2019 / 11:43 AM / 20 days ago

東南アジア株式・引け=大半が下落、バンコクは銀行株が足引っ張る

[25日 ロイター] - 東南アジア株式市場は大半の市場が下落して引けた。中でもバンコク市場は9カ月超ぶりの安値で終了。主要銀行の決算がふるわなかったことから、弱い企業決算シーズンになるとの懸念が株価を押し下げた。一方ジャカルタ市場は利益確定売りが出て、11営業日ぶりに下落した。

チリで11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控えて東南アジア市場では警戒感が優勢だった。トランプ米大統領はこの場で、中国の習近平国家主席と貿易協議の部分合意に署名したい考えだ。

一方、ペンス米副大統領が24日の演説で香港の抗議デモへの対処の仕方について中国当局を批判したことが、投資家の信頼感を一段と揺るがした。

バンコク市場のSET指数は東南アジア6市場で特に値下がりし、1.71%安の1593.28で終了。終値ベースで1月21日以来の安値だった。週間ベースでは5カ月超ぶりの大幅下落。

金融株が特にSET指数の足を引っ張った。 タイ2位のカシコン銀行は5営業日続落。同行は2020年度の不良債権比率(グロスベース)が前年度を上回るとの見通しを示した。

フィリップ・キャピタル・タイランドのアナリストは「投資家は決算シーズンについて懸念している。銀行各行の決算はこれまでのところそれほど良くない。不良債権が懸念されている。この決算シーズンにおいて、銀行決算への懸念は他の業種にも影響するだろう」と語った。

ジャカルタ市場の総合株価指数は1.38%安の6252.345で終了。1カ月超ぶりの大幅下落となった。同指数は前日までの10営業日続伸で5.2%上昇していた。週間ベースでは3週続伸。

ミラエ・アセット・インドネシアの株式アナリストは「総合株価指数は10日以来かなり上昇している。新内閣が発表され、利下げがこれに続いた。このためきょう市場はただ利益を確定しているだけだと思う」と説明した。

金融株と消費者関連株が特に値下がりした。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.53%高の3185.53で引けた。きょう発表された9月の同国製造業生産が強い内容だったことと、シンガポール取引所(SGX)の6.9%急伸が、STIを押し上げた。SGXが24日発表した四半期決算は純利益が12年ぶりの大きさだった。

マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.36%安の7922.50で終了。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.07%安、ホーチミン市場のVN指数は0.3%高で取引を終えた。 (アジア株式市場サマリー)

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