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株式こうみる:日経平均2万円回復は4月頃、戻り売りこなす展開=大和証 石黒氏
2017年3月2日 / 02:06 / 9ヶ月後

株式こうみる:日経平均2万円回復は4月頃、戻り売りこなす展開=大和証 石黒氏

[東京 2日 ロイター] -

<大和証券 シニアストラテジスト 石黒英之氏>

米大統領の演説自体は具体的な内容に欠けるものとなったが、懸念されていた攻撃的・過激な発言は控えられ、現実路線に傾倒した。この点は市場の安心感につながっている。

足元の日本株の大幅高の主因は、米利上げ観測が急速に強まっていることにある。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長に近い高官らが、市場に3月の利上げを織り込ませ始めている感もある。

FRBは金融政策に芸術性を求めている。あらかじめ市場に織り込ませたうえで利上げするというのが美学だ。米金利の上昇とドル高/円安が、日本株にポジティブに働くという連想で、見直し買いが入っている。

米国株については、企業業績が増益局面に転じてきている。減益の中の株高であれば過熱感が強まり限界が出てくる。今のような米国株の上昇が続くかは別として、増益のピッチと同じ程度の株価の上昇であれば、PER(株価収益率)は一定に保たれる。上値余地も正当化されるはずだ。

また日本企業の10─12月期決算は、1年前と比べ10円ほどの円高水準だったにもかかわらず、2桁の増益となった。1ドル114─115円の水準ならば、前年比でみて十分利益が稼げるレベル。来期の2桁増益も十分イメージできる。

来期業績への期待をもとに、4月ごろには日経平均が2万円に乗せる展開になっていくだろう。一方、2015年ごろに2万円以上で買った投資家の戻り売りも相当待ち構えている。ここからは指数の上昇ピッチ自体は緩やかになるとみている。

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