March 13, 2020 / 1:56 AM / 3 months ago

株式こうみる:米国の大規模財政出動が底入れきっかけに=大和証 木野内氏

[東京 13日 ロイター] -

<大和証券 チーフテクニカルアナリスト 木野内栄治氏>

現金化の流れが止まらない。日米欧とも厳しい状態に置かれており、このままでは日本の年度末事情や、米国のリスクパリティの売りなど、テクニカル的な要因が一巡する今月末まで明確な底入れが確認できない可能性もある。

ここまで傷口を広げるきっかけになったのは、米トランプ政権による景気刺激策の提案に関し、議会がほぼ無視を決め込んでいるなど、米国内で危機感が共有されず、期待感が剥落したことにほかならない。

状況は2015─2016年の「チャイナショック」時と同様、原油価格の急落が暗い影を落とす。OPECプラスの減産協議が決裂したことで、OPECプラスの国営会社に比べて体力が劣る米シェールオイル会社が生産を諦めるまで油価下落が続くことが懸念される。そうなると、米政府は自国産業を守るためにOPECプラスに協調減産を求めることも考えられる。チャイナショック時の原油安は、G20政策総動員で解決した経緯がある。

今回は中国、日本、EUは現状で感染予防に重点を置かざるを得ない。それゆえに、市場は底入れのきっかけとして米国の大規模な財政支出を待っている。

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