February 28, 2020 / 3:30 AM / 4 months ago

株式こうみる:2万1000円より下値は岩盤に=東海東京調査センター 中村氏

[東京 28日 ロイター] -

<東海東京調査センター シニアストラテジスト 中村貴司氏>

VIX指数の急上昇が示す通り、世界的にリスクオフのムードが広がっている。こうなると、いったんは買い戻される場面があっても、リスクコントロール型のファンドなどの売りが上値を抑えるため、リバウンドも限られるだろう。日本独自の事情で言えば、期末を控えて国内機関投資家は動けず、持ち合い解消売りも出やすい。個人の買いが期待されながらも、総じてみると需給面は厳しい状況にあり、それも市場のセンチメントを悪化させている。

ただ、下値についてみると、日経平均で2万1000円よりも下値は岩盤で、容易に売り崩せないのではないか。先に、2万4000円に何度もトライしながら上値を取れなかったが、それと同じような状態になる可能性もある。

2万0700円─2万0800円の水準はPBR1倍前後で、ファンダメンタルズが極端に悪化でもしない限り、それを大きく下回るとは考えにくい。さらに、これまでの急落相場がそうだったように、大幅な値幅調整の後は、きっかけひとつで劇的に戻る可能性があることも売りにくい印象を与える。

ここでの救いは、米国で半導体などハイテクセクターが比較的下げが小幅となっている点だ。5Gなど成長性の高い分野は、新型コロナウイルスの影響が小さく、これらが値を保てば日本株の下支え要因になりそうだ。

日経平均の今後3月間のレンジ予想:2万0700─2万3000円

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