February 14, 2018 / 5:17 AM / 10 days ago

次期3カ年中計、国内設備投資は6500億円超の規模=JFEHD社長

[東京 14日 ロイター] - JFEホールディングスの林田英治社長は14日、ロイターとのインタビューに応じ、2019年3月期から始まる次期中期3カ年計画の国内設備投資について、現3カ年計画の6500億円と同水準か、やや増額する方向だと述べた。生産性の向上など国内製造基盤の強化を続ける。また、自動車の軽量化ニーズは従来以上に強まるとし、経営資源を重点投入する考えを示した。

林田社長は、現中計の3カ年で6500億円プラスアルファの投資をしてきたことを明らかにしたうえで、「これで一段落ではなく、もう1回、同規模の投資は必要。もう少し増えるかもしれない。そこまでやっておくと将来に向けてかなり強い基盤ができる」と述べた。

鉄鋼業界を取り巻く環境は「これだけ世界的に良いのは珍しい。総じてマーケットは堅調」という状況。その中で、リスクとしては中国とトランプ政権を挙げた。

中国のリスクについては「少なくとも2018年はあまり考えなくてもよい。足元堅調だし、しばらく続く」との見方を示し、「一番のリスクはトランプ米大統領。保護貿易の広がりを非常に恐れている。対米輸出は少なく、直接的な影響は小さいが、もし米国がそういう行動をとり、世界中が保護貿易の方向に動けば、全産業にとってのリスクとなる」と指摘した。

米商務省は先月、鉄鋼輸入に関する米通商拡大法232条の報告書をトランプ大統領に提出。トランプ大統領が90日以内に輸入制限発動などの制裁措置を判断する。林田社長は、制裁措置次第では「(現状の好環境に)水を掛けることになる」と懸念を示した。

自動車業界では、従来の内燃機関型でも電動でも、軽量化ニーズは従来以上に強くなると指摘。林田社長は「経営資源を重点的に投入していくことになる」とし、昨年12月にJFEスチールと三菱ケミカルが共同で繊維強化樹脂を活用した自動車用ドアの軽量化製品を開発したような取り組みを「もっとスピードを上げてやっていく」と述べた。開発する対象ごとに強いメーカーと組み、進めていく方針だ。

*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「インタビュー」と表示します。 (大林優香 清水律子)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below