(ユーロ圏債券の1段落目を訂正します) [16日 ロイター] - <為替> 欧州終 アジア市場 コード 盤 終盤 ユーロ/ドル 1.2371 1.2356 ドル/円 107.25 107.20 ユーロ/円 132.70 132.45 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 377.74 -1.46 -0.39 379.20 FTSEユーロファース 1479.98 -6.80 -0.46 1486.78 ト300種 DJユーロSTOXX5 3441.04 -6.96 -0.20 3448.00 0種 FTSE100種 7198.20 -66.36 -0.91 7264.56 クセトラDAX 12391.4 -50.99 -0.41 12442.40 1 CAC40種 5312.96 -2.06 -0.04 5315.02 <金現物> 午後 コード 値決め 1349.35 <GOLD/EU1 > <金利・債券> 米東部時間14時16分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.33 0.00 100.33 独連邦債2年物 111.91 0.00 111.91 独連邦債5年物 131.08 -0.06 131.14 独連邦債10年物 159.15 -0.19 159.34 独連邦債30年物 164.44 -0.44 164.88 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.577 +0.005 -0.582 <0#DE2YT=TWEB > 独連邦債5年物 -0.076 +0.012 -0.088 <0#DE5YT=TWEB > 独連邦債10年物 0.525 +0.017 0.508 <DE10YT=TWEB <0#DE10YT=TWE > B> 独連邦債30年物 1.197 +0.017 1.180 <DE30YT=TWEB <0#DE30YT=TWE > B> <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。 週末に起きたシリアに対する米英仏によるミサイル攻撃で市場心理が悪化したほか、 最高経営責任者(CEO)が退任した広告代理店大手WPPの株安が相場の重し となった。 米英仏がミサイル攻撃したことで、シリアを巡る米国とロシアの緊迫感が高まるとの 不安が浮上した。投資家は慎重な姿勢をとった。こうした中、直近で国際関係が悪化する ことはないとの見方から、原油価格が下がり、エネルギー銘柄が値を下げた。石油大手の BPは1.6%、同業のロイヤル・ダッチ・シェルは0.7%そ れぞれ下落した。 不正疑惑があがっているマーティン・ソレルCEOの辞任を発表したWPPは6.5 %下落。シティグループのアナリストらは投資家向けのメモで「幹部が変わり、同社が現 在の利幅目標や配当を維持できるかは不確かだ」とした。過去1年間でWPPの時価総額 の3分の1が吹き飛んだことに言及し、「バリュー」を求める投資家の買い材料となるか もしれないと付け加えた。 一方、ホテルやコーヒー店で国内最大手のウィットブレッドは7.2%上昇 した。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが保有比率を6%超へ引き上げたこ とが好感された。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 反落して取引を終えた。米国のロシアに対する追加制裁の発表を 控え、投資家は慎重な姿勢を構えた。週末は米国が率いる形で米欧諸国がシリアへミサイ ル攻撃に踏み切ったが、直近で軍事行動が緊迫化することはないとの見方から下落幅は限 定的だった。 トランプ米政権は13日、シリアでアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、報復 として英仏との共同作戦で化学兵器関連施設3拠点をミサイル攻撃した。また、ロシアが アサド政権を支援し続けているとし、ロシア企業に対する追加制裁を発表するとした。 ロシアとの取引がある銘柄が落ち込んだ。米政権はアサド氏と化学兵器に関連した企 業を標的にするとしている。金属大手ポリメタルは9.5%下落。ロシアの鉄 鋼メーカー、エブラズは7.0%安だった。ロシアでの収益が大きいオーストリ アの銀行大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は3.3% 値を下げた。 決算発表も材料視された。ドイツのソフトウェアAGは6.1%下落。デ ジタル事業プラットフォームの第1・四半期収益が市場予想を下回った。 欧州株式市場: <ユーロ圏債券> ユーロ圏金融・債券市場では国債利回りが上昇した。米国主導で シリア政権に対する軍事攻撃が実施されたものの、より広範な紛争に発展することはない との観測が、リスク資産に対する需要を支援した(訂正)。 ユーロ圏の10年債利回りは1─2ベーシスポイント(bp)上昇。独10年債DE1 0YT=RR利回りは一時3bp上昇し、0.55%と、約3週間ぶりの高水準を付けた。終 盤の取引では0.525%となっている。 このほか仏10年債、オーストリア10年債、オランダ10 年債の利回りも約3週間ぶりの水準に上昇した。 トランプ米大統領は13日、シリアのアサド政権の化学兵器関連施設を標的とした精 密攻撃を指示し、米英仏軍は共同で14日未明にシリアを攻撃。これについてマティス米 国防長官は、アサド政権に化学兵器を再び使用させないための「1度限りの攻撃だ」と述 べている。 ラボ銀行の債券アナリスト、リン・グラカム・テイラー氏は、「市場ではこれに続く 攻撃は実施されないとの安心感が出ている」と指摘。このほかDZ銀行の金利ストラテジ スト、ダニエル・レンツ氏は、「米中間の貿易戦争を巡る新たなニュースがないことも国 債利回りの上昇につながった」との見方を示した。 米2年債利回りが約10年ぶりの水準に上昇したことを受け、米独2年債 利回り格差は296bpと、1989年3月以来の水準に拡大した。 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが前週13日、スペインの格付 けを「Baa2」から「Baa1」に引き上げたことを受け、スペイン10年債ES10YT= RR利回りと独10年債との利回り格差は71.9bpと、約1週間ぶりの水準に縮小し た。 このほか、この日はスロバキアが長期債を発行している。 ユーロ圏金融・債券市場: