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欧州市場サマリー(4日)

[4日 ロイター] -

<外為市場> ユーロとポンドがドルや円、スイスフランなどの安全通貨に対して上昇した。米市場が休場で薄商いの中、世界的なリスクセンチメントの改善が寄与した。

ユーロ/ドルは0.2%高の1.0440ドル。ただ5月に付けた5年ぶりの安値1.0349ドルをやや上回る水準にとどまっている。ポンド/ドルは0.4%高の1.2143ドル。前週末1日には一時2週間ぶりの安値となる1.1976ドルを付けていた。

スコシアバンクのチーフFXストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「週明けの薄商い下ではドルが前週末1日の上昇を巻き戻し、大半の主要通貨に対して弱含んでいる」と指摘。米ホワイトハウスが高インフレ対応で週内に対中関税の一部緩和を発表するとの報道が市場に楽観的な見方が広がるきっかけになったと述べた。

一方、CIBCのG10FX戦略主任、ジェレミー・ストレッチ氏は、欧州中央銀行(ECB)による7月21日の利上げ幅が「わずか25ベーシスポイント(bp)」にとどまると予想されるため、ユーロに対する逆風が続くと言及。「米連邦準備理事会(FRB)の75bp利上げと比較するとECBは緩やかな動きにとどまる」とした。

ドル指数は0.03%安の105.02。ただ前月付けた20年ぶりの高値105.790から大幅に値下がりしていない。

今週は6日に6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、8日に米雇用統計が発表される。

<ロンドン株式市場> 上昇して取引を終えた。物価上昇と利上げを巡る企業業績への影響を見極めるため、決算シーズンの本格化待ちとなる中、原油価格が安定的に推移したことを背景に石油関連株が買われた。

FTSE100種は0.9%高。一方、中型株で構成されるFTSE250種指数は0.2%安。米市場が休場で商いは乏しかった。

石油大手BPとシェルがそれぞれ4.4%、3.9%上昇。供給不足懸念から原油価格が上昇したことを受けた。

AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「原油価格が小幅に切り替えしただけで、BPとシェルが上昇し、FTSE100種を支援した」と述べた。

個別銘柄では、オンライン自動車販売のオート・トレーダー・グループが3.2%高。ピールハントが投資判断「買い」に引き上げた。安定的な自動車需要が背景という。

一方、ペット用品小売りのペッツ・アット・ホームは8.3%安。カナダロイヤル銀行が投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 上昇。石油・ガス関連株が2カ月ぶりの大幅な伸びを記録し、上昇を主導した。ただ、月内に欧州中央銀行(ECB)の利上げ見込まれる中、4日発表されたユーロ圏投資家センチメント指数の悪化を受け、伸び悩んだ。

米市場が祝日で休場のため、商いは薄かった。

エネルギーは4%高。供給逼迫懸念を追い風に原油相場が上昇する中、石油大手BP、シェル 、仏トタルは軒並み4.4─4.6%上昇。

ヘルスケアや鉱業も堅調に推移した。

一方、不動産、自動車、ハイテクはアンダーパフォームし、重しとなった。

調査会社センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス26.4と、前月のマイナス15.8から低下し、2020年5月以来の低水準となった。

また、5月のユーロ圏生産者物価指数は前月比、前年同月比とも、市場予想を下回る伸びにとどまった。

個別銘柄では、ロシアのウクライナ侵攻に伴うガス調達コスト高騰で経営難に陥っているウニパーが27.6%急落。トレーダーは同社の救済計画を巡り、国有化リスクを指摘した。

市場では7日公表されるECBの前回理事会の議事要旨が注目されている。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが上昇した。投資家は先週、景気後退懸念から安全資産に逃避し、欧州中央銀行(ECB)の利上げ幅見通しを縮小させていたが、ここに来てアナリストの見方はまちまちとなっている。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、エルジョン・サトコ氏は「ECBはまだタカ派的姿勢を最大限に高めておらず、インフレ抑制に向けさらに積極的になる必要がある。8月までに利回りが一段と上昇する可能性はある」と述べた。

一方、シティのアナリストは、独10年国債利回りのレンジは1.5─2%よりも1─1.5%が妥当だと指摘。ただ、不確実性は残るとした。

金融市場では、ECBが依然として年末までに140ベーシスポイント(bp)程度の利上げを行うとの見方が織り込まれている。

独10年国債利回りは10.5bp上昇し1.328%。1日には14bp低下の1.226%だった。

米国が独立記念日で休場のため、薄商いだった。

独10年債と2年債の利回りスプレッドは71bp。6月中旬には40bp、先週は約80bpsに拡大していた。

イタリア10年債利回りは15bp上昇し3.34%となった。

イタリアとドイツの10年債利回り格差は約200bpに拡大した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード

ユーロ/ドル    1.0426 1.0429

ドル/円 135.67 135.43

ユーロ/円 141.47 141.26

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード

STOXX欧州600種 409.31 +2.18 +0.54 407.13

FTSEユーロファースト300種 1613.42 +9.70 +0.60 1603.72

ユーロSTOXX50種 3452.42 +4.11 +0.12 3448.31

FTSE100種 7232.65 +64.00 +0.89 7168.65

クセトラDAX 12773.38 -39.65 -0.31 12813.03

CAC40種 5954.65 +23.59 +0.40 5931.06

<金現物> 午後 コード

値決め 1797.45

<金利・債券>

米東部時間12時54分

*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード

3カ月物ユーロ 100.06 -0.04 100.10

独連邦債2年物 109.24 -0.29 109.53

独連邦債5年物 124.43 -0.92 125.35

独連邦債10年物 149.11 -1.74 150.85

独連邦債30年物 162.84 -3.52 166.36

*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード

独連邦債2年物 0.616 +0.133 0.484

独連邦債5年物 1.036 +0.142 0.840

独連邦債10年物 1.333 +0.118 1.219

独連邦債30年物 1.635 +0.085 1.556

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