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欧州株式市場=まちまち、トランプ政策に疑問符
2017年11月8日 / 19:36 / 14日後

欧州株式市場=まちまち、トランプ政策に疑問符

    [ロンドン 8日 ロイター] - 
 <株式指数>                     終値     前日比        %   前営業日終値  コード
 STOXX欧州600種         394.45      -0.20     -0.05         394.65          
 FTSEユーロファースト30  1551.84      -0.11     -0.01        1551.95          
 0種                                                                       
 DJユーロSTOXX50種    3655.04      -3.73     -0.10        3658.77             
    欧州株式市場はまちまちで取引を終えた。米国の税制改革案や「トランプフレーショ
ントレード」に対する懐疑的な見方が出たほか、利回り低下に伴い銀行株が売られた。イ
タリアの銀行の不良債権問題も不安視された。
    トランプフレーショントレードは金利や物価、株価の上昇を意識した相場だ。1年前
に大統領選でトランプ氏が勝ってからできた造語だ。
    ドイツ銀行のアナリストは「ここ12カ月は実際、グローバル化に対する反発や敵対
心、論争ばかりで、財政政策についての進展は非常に少なかった」と指摘した。
    STOXX欧州600種金融サービス株指数と銀行株指数は0.39
%と0.11%それぞれ低下した。
    債券市場の動きも銀行株の重しだった。世界的にイールドカーブのフラット化が進ん
でいる。DNB銀行のストラジスト、ポール・ハーパー氏は「10年物国債利回りは再び
低下している。銀行にとっては良くない動きだ」と指摘した。
    イタリアの銀行部門がかかえる不良債権問題も材料視された。
    イタリアの銀行、クリーバル29.0%急落。不良債権処理の資金として
株式発行を発表。同国の同業他社も資金調達が必要となる可能性が懸念された。イタリア
の銀行大手バンコBPMとBPER(バンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマ
ーニャ)は7.5%と4.4%それぞれ下落した。
    一方で決算が好感された銘柄は買われた。フランスのビデオゲーム開発・販売会社ユ
ービーアイソフトは9.3%上昇し過去最高値。決算では売上高が目標を上回
った。
    オランダのスーパーマーケット大手アホールド・デレーズは5.1%高だっ
た。第3・四半期利益が市場予想を上回ったほか、自社株買いを発表した。
    MSCI欧州株指数採用企業の第3・四半期利益はユーロ建てで5.6%増となって
いる。MSCI・EMU指数採用銘柄に限定すると7.1%増。

    
 (い)

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