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欧州株式市場=反落、ストックホルム指数の一時急落で打撃

    [2日 ロイター] - 週明けの欧州株式市場は反落して取引を終
えた。ストックホルムのベンチマークとなる株価指数が一時急落したの
が打撃となった。一方、中国国家統計局が4月30日発表した4月の製
造業購買担当者指数(PMI)が大幅下落し、中国景気の悪化懸念も売
りを誘った。
    STOXX欧州600種指数は4営業日ぶりの下落。英国
は祝日のバンクホリデーだったこともあり、取引量が少なかった。
スウェーデンのOMXストックホルム30指数が一時7.9
4%まで下落し、市場関係者は「フラッシュクラッシュ(瞬間的暴落)
だ」と言及した。終値は1.87%安。
    投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリ
ティ指数も10.71%上昇して34.07となり、3月中旬
以来の高さとなった。
    中国の4月の製造業PMIは市場予想より大きく下落。新型コロナ
ウイルス対策の広範なロックダウン(都市封鎖)による工業生産の停止
とサプライチェーン(供給網)の混乱が響いた。
自動車や高級品、半導体メーカー、工業製品といった中国関連の業種が
下落し、2日の主要株式指数の足かせとなった。
    コメルツ銀行のアナリストらは「今後数カ月間、中国政府から一層
の支援措置を期待できるが、新型コロナ関連の規制は経済活動の押し下
げ圧力となる可能性が高い」とし、「成長見通しはまだ厳しい模様」と
の見方を示した。
    投資家は米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会
(FOMC)で、急速なインフレに対処するため50ベーシスポイント
(bp)利上げすると見込んでいる。
    中国の厳しい新型コロナ規制、ウクライナ戦争、米国の積極的な金
融引き締めへの予想などが世界経済の急減速への懸念を高め、STOX
X欧州600種指数は今年に入って9.01%下落している。
    一方、ドイツの2人の主要閣僚が欧州連合(EU)のロシア産石油
輸入の即時禁止を支持すると表明し、ドイツが石油不足と価格上昇を乗
り切ることは可能との見方を示した。
    個別銘柄では、デンマークの風力発電機大手ベスタスは7
.9%安。2022年の通期決算の営業利益率見通しを下方修正したの
が嫌気された。
    ドイツの不動産会社アドラーグループは29.2%安。監
査法人が財務諸表に対する意見表明を拒否し、取締役会全員が即時辞任
を申し出たと発表したのが嫌気された。    
 <株式指数>              終値   前日比     %   前営業日  コード
                                                      終値  
 STOXX欧州600    443.83    -6.56  -1.46     450.39          
 種                                                         
 FTSEユーロファー   1739.53   -23.85  -1.35    1763.38          
 スト300種                                               
 ユーロSTOXX50   3732.44   -70.42  -1.85    3802.86  <.STOXX50E
 種                                                         >
 

    
 (ーからご覧ください)
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