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欧州株式市場=大幅続落、ウクライナ侵攻で9カ月ぶり安値

    [24日 ロイター] - 欧州株式市場は大幅続落して取引を終え
た。ロシアによるウクライナへの全面侵攻を受けて特に銀行や自動車関
連銘柄が売られ、STOXX欧州600種指数は2021年5
月以来、約9カ月ぶりの安値で取引を終えた。
    ロシア軍が陸海空からウクライナに侵攻し、第2次世界大戦以降の
欧州での1国による他国への最大の攻撃となったことを受け、世界の投
資家が株式から比較的安全な金や国債などへリスク回避した。
    バイデン米大統領をはじめとする西側諸国首脳は、ロシアに対して
厳しい制裁を科すと明言した。
    ロシア関連事業を有するオーストリアの銀行ライファイゼン・バン
ク・インターナショナル、イタリアの銀行大手ウニクレディ
ト、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)<SOGN
.PA>はそれぞれ23.1%、13.5%、12.2%下落。銀行株指数
は8.18%下落した。
    ユーラシア・グループのアナリストらは「戦争、制裁、そしてロシ
アによる報復の可能性が一体となって、世界的に重大な景気後退(リセ
ッション)のショックを引き起こす可能性がある」と指摘。「戦争の直
接的なコストはウクライナとロシアに集中しているが、ロシアの銀行と
貿易に対する制裁は、おそらく世界の貿易と金融関係に混乱を引き起こ
し、広範囲に影響を及ぼすだろう」と言及した。
    原油先物価格が6%超上がり、北海ブレント原油先物が2
014年以来の1バレル=100ドル超えとなった。石油・ガス株指数
は0.34%下落したが、STOXX欧州600種の部門別の
下落率としては最も小さかった。今年に入ってからは7.61%上昇し
ている。
    防衛関連株にとっては支援材料視され、英防衛大手BAEシステム
ズは5.2%、ドイツの防衛機器大手ラインメタル
は3.4%、フランスの防衛・電子機器大手タレスは4.9
%それぞれ上昇した。
    
 <株式指数>                 終値   前日比      %   前営業日  コード
                                                          終値  
 STOXX欧州600種    #VALUE!  #VALUE!  #VALUE    #VALUE!          
                                                  !             
 FTSEユーロファース    #VALUE!  #VALUE!  #VALUE    #VALUE!          
 ト300種                                       !             
 ユーロSTOXX50種    #VALUE!  #VALUE!  #VALUE    #VALUE!  <.STOXX50E
                                                  !             >
 

    
 (ーからご覧ください)
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