[東京 8日 ロイター] - 麻生太郎財務相は主要7カ国(G7)財務相が法人税の国際的な最低税率で合意したことに関し、「歴史的なことだと思う」との考えをあらためて述べた。8日午前の閣議後会見で語った。
合意の背景に「法人課税の低さを競う競争に耐えられなくなってきている。米国も今回のコロナの影響もあったと思うが大幅に税収が減る背景もあったし、その傍ら、景気対策に歳出が要求される状況にもあった」と指摘し、「こういうこと(最低税率の合意)をしないと、というモメンタムがG7における合意形成に至った」と語った。
日本企業への影響については「わからない」とした。
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