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為替こうみる:これまでの「スピード違反」を調整、今後は米経済次第=三菱UFJMS証 植野氏

[東京 19日 ロイター] -

<三菱UFJモルガンスタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト 植野大作氏>

足元のドル/円は円安基調が一服しているが、調整局面にある米長期金利や株価の調整と同様に、短期的にドル買い/円売りの巻き戻しが起きているとみている。

ドルは3―4月にかけ16円以上上昇した。近年のドル/円相場は動かないことで有名で、1年かけても10円動かない年もあった。それが2カ月でこれほどの円安が進むというのは、さすがにスピード違反な面もある。テクニカル的にみても調整が必要なタイミングだったところに米景気の減速懸念が意識され、ドル/円の自律反落を促すきっかけになった。

今後のドル/円は、引き続き米国の経済と株式市場の動向次第だ。米経済がすぐに腰折れしなければ短期金利の上昇が見込まれ、日米の金利差拡大の方向感は変わらないだろう。これからはひとつひとつの米経済指標を確認しながら市場も判断していくことになり、米経済の腰折れ懸念が払拭されればドルは再び130円を超えていく方向に戻るのではないか。

ただ、米経済がソフトランディングするという前提が崩れれば、今の水準をピークにドル/円は円高局面に入る可能性が高い。

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