June 4, 2020 / 7:35 AM / a month ago

為替こうみる:クロス円の円売りが先導し、ドルは110円視野=FXプライム 上田氏

[東京 4日 ロイター] -

<FXプライムbyGMO、常務取締役 上田眞理人氏>

短期のプレーヤーに見向きもされず、しばらくの間は蚊帳の外に置かれていたドル/円相場がにわかに動意づき始めた。

ドルはきょう2カ月ぶりに109円台に乗せた。テクニカル面で次の上値のターゲットは109.38円、109.72円と続く。

足元のドル高/円安は、ユーロ、英ポンド、資源国通貨の上昇を背景に、円がユーロ/円などのクロス円でまず売られ、クロス円での円売りがドル/円に波及する経路で起きている。

ユーロ/円などの円安傾向は今後も継続するとみており、結果的に対ドルでも円がじわじわと売られ、ドル/円が110円をトライすることもあり得るとみている。

さらに、流動性相場の様相を呈するグローバルな株式市場を背景に、為替市場でもリスクオンのムードが広がっている。

米中対立の深刻化、人種差別に対する全米での抗議デモ、顕著に弱い米経済指標など、材料は変わっていない。しかし、流動性相場の下で市場参加者は良い材料だけみて、悪い材料は横目で眺める程度で済ませることが許されている。

こうしたセンチメントの好転は、安全資産としてのドルと円を売る行動につながっている。他の通貨に対してドルと円はほぼ同等に弱いが、日米金利差を考えれば、円が一段と売られても違和感はない。

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