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為替こうみる:中国恒大問題、米金融政策への影響は限定的か=三菱UFJMS証 植野氏

[東京 21日 ロイター] -

<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト 植野大作氏>

中国恒大集団の過剰債務問題を巡っては、目先の初期反応として世界的に株価が崩れ、外為市場ではリスク回避のドル高、円高が進むとみられている。ドル/円相場はどちらかといえば、円高圧力が強まる可能性がある。

ただ、こうした反応が永続するかに関しては、中国恒大集団の問題が中国国内や一部の業界のローカルイシューで終わるのか、グローバルな問題に発展するのかという見極めが重要になるだろう。

現時点では、米長期金利やドル/円は最近のレンジ内で収まっており、中国恒大集団の問題が世界的に金融システムリスクを高め、マクロ経済にまで影響する要因にはならないとみている。

米国の個人消費や設備投資、経済成長率に影響を及ぼさなければ、米国の金融政策正常化をストップさせるほどのものではない。市場の関心が再び日米の金融政策に移れば、ドル/円は110円台を抜ける可能性もあると予想する。

一方、中国と経済的な結び付きの強いオーストラリアの豪ドルや、欧州の通貨ユーロには下押し圧力がかかるだろう。

浜田寛子

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