for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

為替こうみる:当面はドル高・ドル安要因が混在=楽天証 荒地氏

[東京 27日 ロイター] -

<楽天証券 FXディーリング部 荒地 潤氏>

日銀は今回の金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたが、市場の予測通りのため、為替市場への影響は限定的となっている。

きょう発表された4月の展望リポートでは、2023年度のコアCPIの政策委員見通しの中央値が前年度比プラス1.0%となり、黒田東彦日銀総裁が退任するまでに2%の物価目標が達成されないと日銀が認めたという印象だ。ただ、物価目標が達成されるまでは金融緩和が継続されることが予想される。米国では既にテーパリング(量的緩和の縮小)のヒントを探る動きも出ており、日米の金利差がより意識され、ドル高/円安要因になりそうだ。

一方、マーケット参加者は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や28日(米国時間)に予定されているバイデン米大統領の施政方針演説に注目している。富裕層を対象としたキャピタルゲイン税の税率引き上げ観測が出ており、これはドル安要因になるとみられている。

日米の金利差を意識したドル高/円安と、米国の増税案を警戒したドル安/円高が綱引きとなり、ドル/円相場は当面106―108円を中心に方向感のない動きが続くとみている。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up