January 8, 2020 / 1:48 AM / 2 months ago

為替こうみる:米イラン対立、円より金や加ドルに上昇圧力=みずほ証 山本氏

[東京 8日 ロイター] -

<みずほ証券 チーフ為替ストラテジスト ⼭本雅⽂氏>

昨年12月に米軍が駐留するイラク北部の基地が攻撃を受けて以後、金融市場では原油価格が上昇、米金利が低下する中で円高が進行した。ドルは109円台半ばから107円台まで売られた。

ただ、18年5月にトランプ米大統領がイラン核合意から離脱すると表明した後、サウジの石油施設攻撃など原油高につながった主な出来事の発生時の市場反応を検証すると、円は必ずしも上昇していない。

これらの局面で上昇する傾向が強かったのは、金とスイスフラン、産油国通貨であるカナダドル、ノルウェークローネなど。事象発生時の円の変化率は複数回の中央値を取るとマイナス、つまり円安だった。米国市場で株価や金利が上昇するなど、全面的なリスクオフには至らなかったことがあったためだと考えられる。

短期的なリターンを追求する投資家には、米イラン関係が悪化し原油価格が上昇する局面では、円より金やカナダドルなどの買いポジションを保有ないし増加させる方が、得策となる。こうした動きが広がれば、両国関係がさらに悪化しても、円高圧力が強まりにくくなる可能性がある。

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