February 6, 2018 / 4:41 AM / 8 months ago

為替こうみる:米株安に日銀や中国の影、ドルは昨年安値試す=シティG証 高島氏

[東京 6日 ロイター] -

<シティグループ証券 チーフFXストラテジスト 高島修氏>

今回の米株急落は、中国を含めた新興国市場に目立った変化がない中、半ば自己崩壊的に下落したことが特徴だ。その本質が速すぎた上昇のスピード調整であることに疑いはない。

市場でも政策当局者の間でも、米株安の引き金になったのはインフレ懸念を背景とする米金利上昇への不安感との認識が共有されるだろう。その金利上昇を加速させたのは、1)日銀の緩和縮小観測、2)ムニューシン財務長官のドル安歓迎発言、3)中国の米債投資に関する疑念、などだ。

日銀に関しては、緩和政策の見直しそのものが円高/ドル安を招くことに加え、日本発米国行きのマネーが失速することを通じ、米金利に影響を及ぼすかもしれないとのシナリオだ。

今回の米株急落で日銀は政策変更をしづらくなり、米国のドル安政策への転換も失敗した。当面はリスク回避的な円買いが優勢で、ドルは昨年安値の107.32円付近への下げも覚悟すべきだろう。だがリスクオフ環境が過ぎ去った後は、年初来続いたドル安の流れに歯止めがかかるのではないかと考えている。

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