July 30, 2020 / 2:31 AM / 5 days ago

為替こうみる:米経済指標下振れによるリスク資産の調整を警戒=オフィスFUKAYA 深谷氏

[東京 30日 ロイター] -

<オフィスFUKAYA コンサルティング代表、深谷幸司氏>

今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、米国で金融緩和・量的緩和が長期化するとの市場の見方を裏書きする内容となった。また、米景気回復の勢いが鈍る中、米連邦準備理事会(FRB)では、景気に対する見方が慎重化していることがわかった。

金融緩和の継続は株などのリスク資産にポジティブな影響を及ぼし、価格が下支えされる公算が大きい。

一方で、米長期金利の低迷や一段の低下、そしてFRBによるドル流動性のばらまきはドル相場にとって良いニュースとは言えず、ドルの先安観を醸成しやすい。

目先ドルは、103円台の円高水準を覚悟した方がよさそうだ。

今夜には米4―6月の国内総生産(GDP)速報の発表が予定され、市場予想ではマイナス34%と大幅な落ち込みが見込まれている。

新規失業保険申請件数の発表も予定されている。前週は増加に転じており、減少傾向に陰りが見え始めている。前週の申請件数発表後にドル全面安が際立った経緯もあり、ドルの下押し材料として警戒される。

こうした経済指標にネガティブ・ショック(予想を上回る大幅な悪化)があれば、リスク資産に下方調整が入ることが予想される。為替市場の初期反応としては、リスク回避からクロス円の下落が想定される。

クロス円では円ショートが累積しており、それらが巻き戻されればクロス円での円高がドル/円に波及し、ドル/円を下押しするリスクも現実味を増す。

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