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為替こうみる:FRBへの信頼、まだ十分に形成されず=三井住友DSAM 市川氏

[東京 6日 ロイター] -

<三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト 市川雅浩氏>

今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、50ベーシスポイント(bp)の利上げと、6月のバランスシートの縮小開始、今後の具体的な縮小ペースプランが発表され、おおむね予想通りの内容だった。

より注目されていたのが今後の利上げペースで、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は0.75%ポイントの利上げに関しては積極的に検討しないとコメントした。これを受けて、株式市場では「大幅利上げはない」との安心感が広がったが、翌日には75bpの利上げをしなくて大丈夫だろうか、インフレを本当に抑えられるのだろうか、との思惑が出て、市場は不安定な動きになったようだ。

マーケットではFRBへの信頼がまだ十分に形成されておらず、今後は米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)などの経済指標がより重要な意味合いを持つことになるのではないか。米国の雇用も堅調でインフレの高止まりが続けば、市場は75bpの利上げを意識しやすくなるだろう。75bpの連続利上げの織り込みが進めば、米長期金利が一段と上昇する可能性もあり、ドル高/円安基調となりやすい。一方、インフレに落ち着きが見られれば、米長期金利が2%台に戻ることも予想され、ドル/円相場は金利動向に左右される展開が続きそうだ。

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