[3日 ロイター] - 米清涼飲料・スナック菓子大手ペプシコが3日発表した第3・四半期決算は、利益と売上高がともに市場予想を上回った。販促活動が奏功したほか、低カロリーの飲料やスナック菓子が好調だった。
株価は3%高で終了した。
会社帰属の純利益は16%減の21億ドル。広告費や設備投資がかさんだ。ただ、調整後の1株当たり利益は1.56ドルと、リフィニティブ/IBESがまとめたアナリスト予想平均の1.50ドルを上回った。
純売上高は4.3%増の171億9000万ドルと、アナリスト予想の169億3000万ドルを超えた。
2019年通年について同社は、既存事業売上高の成長率見通しである4%の達成を見込んでおり、目標を超える可能性もあるとした。調整後1株利益見通しも据え置いた。
ウェルズ・ファーゴのアナリストは、ペプシコの利益見通しは、増収を達成するために必要なコストが上昇していることを示していると分析した。
第3・四半期の北米での飲料販売額は3.4%増の56億4000万ドルとなった。
同社は主力のペプシ・コーラや清涼飲料「マウンテンデュー」、スポーツ飲料「ゲータレード」の新しい広告のために投資を拡大。とりわけゲータレードは、昨年発売した無糖タイプの人気で、売れ行きが再び好調になった。
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