Reuters logo
米与野党議員がオバマケア補助金停止を批判、予算協議に影響か
2017年10月16日 / 01:25 / 1ヶ月後

米与野党議員がオバマケア補助金停止を批判、予算協議に影響か

[ワシントン 15日 ロイター] - 米与野党の議員らは15日、トランプ政権が医療保険制度改革(オバマケア)に基づき保険会社に支払っている低所得層向け医療補助金の停止を決定したことについて、低所得層に打撃となるほか、民主党との予算協議の実現が遠のいたとの見方を示した。

トランプ大統領は12日、オバマケアを骨抜きにするための計画を打ち出した。医療補助金は今年70億ドル、2018年は100億ドルに上ると推定されていたが、停止により保険市場で混乱が生じるとの懸念が強まり、米病院・医療保険株が総崩れとなった。

オバマケア改廃法案に反対してきた与党・共和党のスーザン・コリンズ上院議員はCNNの番組で「人々への影響を非常に懸念している」と表明した。コスト・シェアリング・リダクション(CSR)と呼ばれる補助金の停止により低所得層が自己負担分を支払えなくなり、医療保険へのアクセスを断たれる可能性があると警告した。

トランプ大統領は前週、民主党指導部に対し、ホワイトハウスで医療保険制度(ヘルスケア)に関する協議を開くことを提案。ただ、民主党のペロシ下院院内総務はABCの番組で「そのような状況からはやや遠いようだ」と指摘。

同氏は、大統領の一連の行動やメキシコ国境の壁建設費用を予算に盛り込むことに政権側が固執していることを踏まえると、債務上限引き上げ法案が期限切れとなる12月に民主党が予算措置で共和党に協力することは難しくなる可能性を示唆した。

「オバマケアを廃止して壁を建設する一方でヘルスケア法案について協議を求めることはできないはずだ」と強調した。12月までに新たな予算措置をしなければ政府閉鎖が起きる可能性があることについては、閉鎖を回避できるかは議会で過半数を握る共和党の対応次第と指摘した。

コリンズ、ペロシ両氏は、ヘルスケアに関する2党間の協力も視野に入れている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below