[30日 ロイター] - リフィニティブのプロプライエタリー・リサーチによると、米S&P総合500種指数採用企業の2020年第3・四半期利益は前年同期比10.2%減少する見通し。エネルギーセクターを除くと、利益は同6.0%減少すると見込まれている。
これまでに第3・四半期決算を発表した319社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は86.2%。長期平均は65.1%、過去4四半期の平均は73.2%。
第3・四半期の売上高は前年同期比2.9%減少する見通し。エネルギーセクターを除けば0.2%の増収となる見込み。
これまでに第3・四半期決算を発表した企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は80.3%。長期平均は60.3%、過去4四半期の平均は61.2%。
第3・四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は27社。改善もしくは市場見通しを上回ると予測した企業は40社。悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(27/40)は0.7。
S&P500企業の今後4四半期(20年第4・四半期─21年第3・四半期)の予想株価収益率(PER)は20.9倍。 11月2日からの週は、S&P総合500種指数採用企業129社が四半期決算の発表を予定している。 (※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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