[20日 ロイター] - リフィニティブIBESのデータによると、米S&P総合500種指数採用企業の2022年第4・四半期利益は前年同期比2.9%減少する見通し。エネルギーセクターを除くと、同7.3%の減少が見込まれている。
これまでに第4・四半期決算を発表した55社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は63.6%。長期平均は66.3%、過去4四半期の平均は75.5%。
第4・四半期の売上高は前年同期比4.1%増加する見通し。エネルギーセクターを除くと、3.3%の増収となる見込み。
これまでに第4・四半期決算を発表した企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は67.3%。長期平均は62.0%、過去4四半期の平均は72.8%。
第4・四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は58社。改善もしくは市場見通しを上回る予測を出した企業は35社。悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(58/35)は1.7。
S&P500企業の今後4四半期(23年第1─第4・四半期)の予想株価収益率(PER)は17.2倍。
23日からの週に四半期決算の発表を予定するS&P総合500種指数採用企業は88社。 (※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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