November 27, 2018 / 7:47 PM / 15 days ago

米大統領、米中首脳会談で通商問題打開なければ関税引き上げの用意=NEC委員長

[ワシントン 27日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は27日、12月1日に予定される米中首脳会談で通商問題の打開が得られなければ、トランプ大統領には中国からの輸入品に対する関税を引き上げる用意があると述べた。

トランプ大統領はアルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する際に中国の習近平国家主席と会談する。カドロー委員長はホワイトハウスで記者団に対し、現時点で米中首脳会談の正式な議題で両国がすでに合意したかは明らかになっていないと表明。補佐官レベルの会合は現時点では予定されていないことを明らかにした。

ホワイトハウスは夕食会が中国との通商問題の解決に向けた機会になるとの見方を示しているが、カドロー委員長は、ホワイトハウスはこれまでのところ中国側の反応に満足していないと指摘。「中国側はアプローチを大きく変えていないため、これまでの反応に失望している」と述べた。

そのうえで「習主席には協議のトーンや本質を変える機会がある」とし、「トランプ大統領は自身がオープンであることを示している。われわれは習主席もオープンであるかを知る必要がある」と述べた。

ただ進展が得られなければ、トランプ大統領は2000億ドル相当の中国製品に対する輸入関税率を10%から25%に引き上げる用意があると表明。さらに追加的に2670億ドルの中国製品に輸入関税を掛ける可能性もあるとし、「過去の事例から学んだ通り、トランプ氏は行うと言ったことは行う」と述べた。

カドロー委員長は米国の優先事項として、知的財産権の窃盗、強制的な技術移転、中国における米企業の所有を巡る問題、コモディティー(商品)に対する関税と非関税措置、商業ハッキングを挙げた。

ただ中国側が何らかの譲歩を示したかについては明らかにしなかったほか、両首脳が共同声明を発表するかどうかについても明らかにしなかった。

ただ両国が通商問題で合意できる可能性はあるとし、「取引(ディール)を行える公算は大きく、トランプ大統領はこれについてオープンな考えを持っている」と述べた。

カドロー委員長はまた、トランプ大統領が米国、メキシコ、カナダが合意した新貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の署名式に出席することも明らかにした。ただ署名式がいつ行われるのか具体的には明らかにしなかった。

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