November 5, 2019 / 1:54 PM / in 15 days

米経済の健全性見極め困難、不確実性解消で成長支援=リッチモンド連銀総裁

[ボルチモア(米メリーランド州) 5日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は5日、相矛盾する兆候が出ていることで米経済の健全性の見極めが難しくなっているとし、不確実性を解消することで経済成長を後押しできるとの考えを示した。

バーキン総裁はボルチモアで開かれる経済見通しを巡る会議での講演原稿で、「消費と労働市場が力強いことは『金利据え置き』もしくは『利上げ』が必要であることを示している。一方、投資、インフレ、債券市場が軟調となっていることは『利下げ』が必要であることを示している」と述べた。

連邦準備理事会(FRB)は今年は7月、9月、10月と3回の利下げを実施。パウエルFRB議長はこうした利下げについて、世界的な景気減速と米中貿易戦争に起因するリスクに対する保険的なものとの認識を示した。

バーキン総裁は、FRBのこれまでの利下げが意図した通りの効果をもたらすか注視していると表明。貿易戦争に起因する不確実性の高まりで景気が減速する恐れがあるとし、通商問題を巡る不確実性を低減できれば、「企業信頼感と消費者信頼感が醸成され、投資、消費、雇用の増大につながる」と述べた。

バーキン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。

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