December 7, 2018 / 2:05 AM / 7 days ago

米規制当局、ブレグジット巡り市場の混乱最小限に抑える道筋要望

[ワシントン 6日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)の両委員長は6日、英国の欧州連合(EU)離脱に(ブレグジット)関して、金融市場や金融サービス会社の混乱を最小限に抑えるための道筋を示すよう英国とEUに呼び掛けた。

また、ブレグジットが既に一部の米企業や投資家に影響をもたらしており、国際金融市場へのリスクが過小評価されているとの認識も示した。

クレイトンSEC委員長はニューヨークでの講演で「ブレグジットの潜在的な悪影響は十分に理解されておらず、理解されている分野においても悪影響が過小評価されている」と指摘。

EUと英国が、広範で長期的な経済の安定に照準を合わせた移行措置を打ち出すことができなければ、混乱や損失を最小限に抑えるための道筋を示すことは「手に負えなくなる」と続けた。

CFTCのジャンカルロ委員会もこれより先、ブレグジットについて見解を表明。ブレグジットを巡る不透明感が世界のデリバティブ(金融派生商品)市場を不安定化させる可能性について警告し、EUと英国に対し、「法律および規制面で十分な確実性を(市場に)提示する」内容の合意をまとめるよう訴えた。

デリバティブ取引を清算する英国の機関は米国やアジアなどでも業務を展開しているため、CFTCは、ブレグジット後にEUと英国の間のデリバティブ取引に関する規則が変更された場合、その影響が世界的に波及する可能性を懸念している。

EUはこれまで、ブレグジット後の英国との金融取引の規則に関して最終合意がまとまらない場合でも、EUのデリバティブ取引で英清算機関を継続利用することを認める考えを示してきた。

ジャンカルロ委員長はこのような特例措置について、対象となる商品や期間といった詳細についてさらなる説明が必要だと指摘。「合意なき」離脱を見越してスワップ取引の多額の資金が突如移管される状況となった場合に伴うリスクを抑えるために、さらなる説明や確実性が必要だと語った。

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