December 17, 2019 / 6:47 PM / a month ago

米追加利下げ、短期的には不要 「経済は良好」=ボストン連銀総裁

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は17日、米経済見通しに「大幅な変更」がない限り、連邦準備理事会(FRB)は短期的に追加利下げを実施する必要はないと述べた。

また、最近入手されるデータが堅調であること、金融・財政政策が支援的であることを踏まえると、2020年に景気が悪化する公算はほとんどないとの見方も示した。

ローゼングレン総裁はフォーキャスターズ・クラブ・オブ・ニューヨークで行った講演で、現在3.5%と約半世紀ぶりの低水準にある米失業率について「現在の水準近辺の狭い範囲内で推移する」と予想。インフレ率についても、力強い労働市場に支えられFRBが目標とする2%に向けて上昇していくとの見方を示した。

その上で、米経済は「良好な位置に付けている」と表明。小売業者は年末商戦に楽観的な見方を示しているとし、「雇用が潤沢な中、賃金も伸びていることで信頼感が増している。年末商戦、およびその先についても幸先が良い状態になっている」と述べた。

この日の講演では金融安定を巡る懸念に関する言及はなかった。

FRBは今年に入り3回の利下げを決定したが、ローゼングレン総裁は3回とも反対。金融緩和を受け、信用の低い借り手が過度な債務を抱え込む恐れなどがあるとして、主に金融安定の観点から利下げに反対していた。

この日はダラス地区連銀のカプラン総裁も米政策金利は来年、現行水準にとどまるとの見解を表明。FRBは今月10─11日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定した際、来年の米大統領選まで緩やかな経済成長が続き、金利は現行水準にとどまる公算が大きいことを示唆したが、両総裁が示した見解はFRBの見方と一致するものだった。

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