[シカゴ 29日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時32分 118*22.00 1.2471% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 119*25.50 1.2070% 値 10年債(指標 16時31分 108*10.50 0.6221% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 108*14.50 0.6100% 値 5年債(指標銘 16時32分 100*02.25 0.3608% 柄) 前営業日終 100*01.00 0.3690% 値 2年債(指標銘 16時28分 99*27.13 0.2013% 柄) 前営業日終 99*26.63 0.2090% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6 181*12.00 181*27.00 月限 Tノート先物6 138*31.00 139*00.50 月限 米金融・債券市場では、国債利回りがまちまちの動きとなった。米 連邦準備理事会(FRB)はこの日、新型コロナウイルス流行の悪影響 を受けた経済を救うために、あらゆる政策ツールを活用すると改めて示 した。 終盤の指標10年債利回り は1.2ベーシスポイント (bp)上昇の0.6221%。 FRBは28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で 、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え 置くことを全会一致で決定。新型コロナウイルス感染拡大は短期的には 経済見通しに対する「大きな重し」となり、中期的には「相当なリスク 」になるとの認識を示し、景気支援に向けあらゆる手段を行使する姿勢 を改めて表明した。 ヌビーンの債券戦略部門責任者、トニー・ロドリゲス氏は、FRB の柔軟性やバランスシート拡大方針などを評価した上で、手掛かりは何 も得られなかっったと指摘。債券市場については、経済のV字回復を示 しているのではなく、依然としてリスクを示唆しており、「FRBの債 券購入が非常に支援材料になっている」と述べた。 米商務省が29日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP )速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比4.8%減と、2008 年第4・四半期以来の大幅な落ち込みとなった。 パイパー・サンドラー(シカゴ)の債券戦略部門責任者、ジャステ ィン・ホーゲンドーン氏は「第1・四半期のGDPが悪化することは分 かっていたが、大幅なマイナス成長となった。今後、一段のマイナス成 長が見込まれる」と述べた。 2年債利回りは1bp低下の0.1994%だった。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 12.50 -1.50 U.S. 3-year dollar swap spread 7.50 -0.75 U.S. 5-year dollar swap spread 4.50 -1.00 U.S. 10-year dollar swap spread 0.50 0.00 U.S. 30-year dollar swap spread -44.00 0.00 (ーからご覧ください)
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