[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時04分 105*30.50 3.0687% 銘柄) 前営業日終 105*26.50 3.0750% 値 10年債(指標銘 16時04分 103*08.00 2.7450% 柄) 前営業日終 103*12.50 2.7290% 値 5年債(指標銘 16時04分 100*08.50 2.5674% 柄) 前営業日終 100*11.75 2.5450% 値 2年債(指標銘 16時04分 99*28.13 2.5637% 柄) 前営業日終 99*29.13 2.5470% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物3月 145*01.00 145*06.00 限 Tノート先物3月 121*16.50 121*23.00 限 米金融・債券市場では国債利回りが上昇。予想を上回る経済指標や 米中貿易交渉の進展期待を背景に、指標10年債利回りは約3週間ぶり の高水準となった。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日、ムニ ューシン米財務長官が中国の輸入品に課されている関税の一部または全 部を撤廃することを協議していると報道。これを受け、米債利回りはこ の日の高値を付けたが、財務省の報道官が報道を否定すると伸び悩んだ 。 今週の社債入札も米債利回りの押し上げにつながった。市場関係者 によると、ディーラーが債券引き受けコストを一定にするために米国債 を売却したほか、投資家が社債取得のために米国債の持ち分を減らした という。 一方、過去最長となっている政府機関の一部閉鎖や英国の欧州連合 (EU)離脱に関する不透明感が重しとなり、米債利回りは狭いレンジ 内にとどまった。 TDセキュリティーズ(ニューヨーク)の米金利ストラテジストは 「依然として多くの地政学リスクがある。向こう数週間にわたって金利 はレンジ内にとどまるだろう」と述べた。 指標10年債利回りは2.761%と約3週間ぶりの 高水準。その後は前日終値比2ベーシスポイント(bp)高い2.74 9%で推移している。 米労働省が17日発表した12日までの週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)が予想外の減少となったほか、米フィラデルフィア地 区連銀が発表した1月の連銀業況指数が予想を上回ったことなどを受け 、安全資産に対する投資需要が後退した。 また米連邦準備理事会(FRB)のクォールズ副議長は17日、金 融市場で世界成長減速を巡る懸念が高まっているものの、基調的な米経 済情勢は極めて堅調との見解を示した。 米財務省が行った130億ドルの10年物インフレ指数連動債(T IPS)入札は、最高落札利回りが0.919%と、昨年11月に行わ れた前回入札の1.109%を下回った。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 15.75 -0.75 U.S. 3-year dollar swap spread 12.25 -0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 8.75 -0.25 U.S. 10-year dollar swap spread 3.00 0.00 U.S. 30-year dollar swap spread -19.25 1.00 (ーからご覧ください)