[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘 16時12分 96*02.50 2.9486% 柄) 前営業日終 96*18.50 2.9230% 値 10年債(指標銘柄 16時10分 98*12.00 2.4371% ) 前営業日終 98*20.50 2.4060% 値 5年債(指標銘柄 16時10分 99*05.75 2.0507% ) 前営業日終 99*09.25 2.0270% 値 2年債(指標銘柄 16時10分 99*25.50 1.6029% ) 前営業日終 99*19.75 1.5770% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物12 150*29.00 151*22.00 月限 Tノート先物12 124*14.50 124*23.50 月限 米金融・債券市場は、堅調な耐久財受注や住宅販売統計や、連邦準備理事会(FRB )の次期議長人事に注目が集まる中、国債利回りが急上昇した。 終盤の取引で、10年債利回りが2.440%と、前日の2.406% から上昇した。一時、2.475%と3月21日以来約7カ月ぶりの高水準を記録した。 30年債利回りは2.951%と、前日終盤の2.923%から上昇、 一時5か月ぶり高水準となる2.980%をつけた。 2年債利回りは1.602%で、1.577%から上昇した。一時、1. 623%と9年ぶり高水準を更新する場面があった。 米商務省が発表した9月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア 資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比1.3%増と、市場予想の0. 5%増を上回った。 米商務省が公表した9月の新築1戸建て住宅販売(季節調整済み、年率換算)は前月 比で予想に反して18.9%増え、66万7000戸と2007年10月以来約10年ぶ りの高水準となった。 利回りは統計公表を受け、上げ幅を拡大した。 米財務省が340億ドルの5年債入札を行ったが、需要はさえなかった。最高落札利 回りが2.058%で2011年4月以来の高水準。応札倍率は2.44倍と、6月以来 の低水準だった。 前日の2年債入札と同様、軟調な結果となった。 ジェフェリーズの短期金融市場エコノミスト、トム・シモンズ氏は「過去1カ月間に みられたさまざまな償還期限の債券売りは、しばらく目にしたことのないものだ」と指摘 。「市場がすでに軟調のときに、新規発行を下支えするのは難しい」と話した。 26日は、280億ドルの7年債入札を予定する。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 22.25 -1.75 U.S. 3-year dollar swap spread 22.50 0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 7.50 0.25 U.S. 10-year dollar swap spread -2.50 -0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -29.25 0.00 (い)